2018年12月16日日曜日

今日は水元公園でキクイタダキ

午前中は晴れとの予報でしたが、早々に雲が出て寒い日。
ん~~~、やっぱりピンぼけ。
とても小さな小鳥。
尻尾を除けばたぶん私の親指位の日本最小の小鳥。
暗い針葉樹の枝の中をチョコマカと動き、
ファインダーに捉えることもなかなかできないうえに曇りがちな日。
たまたま、雲間から日が差した時に
木漏れ日の中に姿を出した瞬間。
奇跡の一枚、、、いや、偶然の一枚です。

対照的にこのふてぶてしい顔。
シメ。
このきつい目つきはおそらく雄。
この顔のわりにはシャイな性格で
声は聞こえるのに近くで姿を見る事はまれです。
時々、おっとりとした奴はいますけど(笑)。
ハクセキレイ雌の冬羽。
かつては北日本で繁殖して、
このあたりでは冬鳥だったハズですが、
公園の芝生やちょっとした空き地等にも居て、
今ではセキレイと言えば、こいつが普通です。

こちらはハクセキレイ雄の冬羽。
頭が雌と違って真っ黒。
ほぼ一年中いるのですが、
繁殖の時期だけはチョットだけ姿が見えなくなる。
セグロセキレイ雄。
分布の広いハクセキレイと違って、日本固有種です。
図鑑的には額の白がもう少し広くて、
嘴の下にも白い部分が有るのですが、それに比べると、ずいぶんと黒が多い。
立派な雄かな?(笑)。
この周辺ではここ水元公園でしか見られません。
でも、夏にもいます。
虫を咥えて運ぶのを見たことが有るので、
近くで繁殖もしていると思いますが、飛んで行った先はこの対岸の埼玉県でした。

今日のアメリカヒドリは近くに来てくれました。
手前と後ろにいるヒドリガモと比べると、
特徴的な頭の模様以外は嘴・胸・背中の模様は一緒。でもお腹の模様は違う。
アメリカヒドリの雌らしいのも見つけましたが、しっかり見る前に寒さに凍えて退散しました。
今日はアトリも見ました。
50羽ほどの群れ。今まで見落としていただけかもしれません。今年はキクイタダキやアトリの話をWeb上でよく見ます。アトリの多い年になるのかな?

2018年12月7日金曜日

今日はじゅん菜池緑地へ

昨日の寒さが嘘のような暖かい日。
一年ぶりに里見公園からじゅん菜池緑地周辺を散策に。
里見公園では大勢の人。
たくさんの大砲。
ルリビタキでも狙っているのか?
早々に退散して、じゅん菜地緑地へ。
エナガの群れの中に白い頭の個体を見つけて、狙うもののコンデジでは捉えられず。
(いつもの言い訳)
ふと気が付くと目の前にジョウビタキ雌。

空を見上げて、物思いにふけるジョウビタキ。
時々、キッと睨んだりして、

樹の上のエナガを追いかけている間中、
上を見上げてオロオロしている私を静かに観察してました(笑)。
ヤマガラ。
ずいぶんの堅そうな樹の実を持ってきて、
脚で押さえてつついていました。
が、ちゃんと食べられたかな?
目の前を泳ぐハシビロガモ。
本当に嘴がデカい。
そして、近くで見ると意外に体は小さい。
かつてはここでカモなどに餌をあげている人が多くいましたが、
今では『エサを与えるな』との看板で、
誰もエサは与えていません。
でも、すっかり人になれたカモは近くでも落ち着いています。
カモたちが繁殖羽になったら、もう一度来よう。
里見公園とじゅん菜地緑地の間に有る国府台緑地。
薄日の中綺麗に紅葉したカエデ。
良いところです。

2018年11月21日水曜日

今日の水元公園はアメリカヒドリ

噂に聞いていたアメリカヒドリにようやく会えました。
白い顔に緑色のアイシャドーが印象的な鴨。
近縁のヒドリガモとの交雑も多く、
久しぶりにきれいなアメリカヒドリを見ました。
アメリカヒドリの左はホシハジロの雌、
手前で寝ているのは雄です。
次からはもう少しまじめにアメリカヒドリの雌を探してみようかな。
水元公園からお隣の三郷公園までを約一周半して、そろそろ帰ろうかと水辺のベンチに座っていた時、
浮き上がって来たのはハジロカイツブリ。
河口や漁港などでは普通に居る冬鳥ですが、内陸部では見る機会が少ない。
ここで見たのは初めてでは無いかな?
目の色を見ると今年生まれの若い個体の様ですね、

【今日のおまけ】
水元公園内にあるグリーンプラザの入り口には見上げる様なバカでかい木にデカい花が咲いていました。
中米原産の皇帝ダリアと言うそうです。
興味のある方はこちらのリンク先をどうぞ。
 ↓
【ウィキペディアの記事】
(キダチダリアとして紹介されています)

今朝は今季一番の寒さだったそうですが、日中は日差しが暖かくてまさに小春日和の一日でした。
明日からはいよいよ寒くなるか?

2018年11月16日金曜日

今日も水元公園

この処、急激に寒くなったように思います。
これで平年並みだそうですが、体が付いて行かない(笑)。

今日もカワセミから、、、

珍しく落ち着いてジッとして、
写真は撮りやすいんだけれど、
動かない。
きっと朝からたくさん食べたのかな?
(笑)
オカヨシガモ。
今年の初物です。
右が雄で、左が雌。
雄は繁殖羽に変わりつつあるところか?
首の白い輪と首筋の白い筋がいつものオカヨシガモと違う。
背中に見える羽もこれからかな?
ホテイアオイの残骸。
今年の夏はすっかり見えなくなり、
「特定外来生物」として駆除されたのかと思っていましたが、
夏の終わりから一気に増え始めていました。
カモが来ると一番最初に食べられてしまうのですが、今年はまだ食べつくされていない。
食べているのはたぶん彼。
ヒドリガモ。
この雄も繁殖羽まであと一歩か?
北から渡ってくると、一週間もしない内にホテイアオイの葉っぱはほとんどなくなり、
その後、ホテイアオイ独特の浮袋も食べつくされるのですが、
今年はちょっと様子が違い、まだ、残骸が残っています。
昼間は池の真ん中でのんびりと羽繕いをするか寝ているのを見るのが普通ですが、
(エサがもらえる時は別)
数年前から大胆にも上陸して人の目の前で食事をすることが多くなりました。
芝の新芽が好みなようで、ほとんど芝刈り機(笑)。
もっとも、公園内の芝を全部刈るのは無理ですが(笑)。
こちらは公園内の一角で作られている小さな田んぼ。
「稲架」されている稲に群がるスズメ。
田舎に住んでいた私にはとても懐かしい風景を見た気がしますが、
この調子では一週間もしない内にお米が、、、
さて、どうなる事やら。
今朝の水元公園。
メタセコイヤの森の方向。
綺麗に紅葉するとカラマツの紅葉にも似た色になるのですが、
この秋のメタセコイヤは紅葉無しで枯れ葉になってしまったようです。
【おまけ】
水元公園に行く前の今朝のツミ。
朝日の中ツミ雄はなかなか良かったのですが、
写真は今一つ。
このまま越冬してくれるか?

2018年11月7日水曜日

今日の水元公園

朝早く、近所の公園でツミを見てからゆっくりと水元公園へ、
ゆっくりと出てくるとダメですね。
主なポイントは大勢のギャラリーで
近寄ることもできず。
それでもカワセミの里で、
近くに来てくれたカワセミ。
建物の中から、窓越しです(笑)。
林の中ではキビタキがまだいました。
大勢のギャラリーの間から一枚。
ボンヤリしているのは手前の葉っぱのせいかな?
まぁ、大勢のギャラリーのおかげで
暗い林の中に静かにしている小鳥が見られることもある。
感謝です。
この他にもムシクイを2か所で見ましたが、写真は撮れず。
1か所では声も聴けたので、オオムシクイで間違いないと思います。
クロジもチラッと見ました。シメの声も今シーズン初めて聴きました。これらは冬の鳥。
冬のカモはだいぶ増えました。
こちらはカンムリカイツブリ。
先週は一羽でしたが、今日は三羽居たようです。
この他、ヒドリガモ・ホシハジロ・キンクロハジロ・コガモ・ハシビロガモ・マガモ・オナガガモそれにユリカモメと定番は一通り。
噂のオシドリは大勢のがギャラリーで近寄れず。また、アメリカヒドリは見つけられず。
メタセコイヤの葉もずいぶんと少なくなってきて、秋の鳥もソロソロ終わりでしょう。

2018年10月21日日曜日

久しぶりに晴天の水元公園

この秋はなかなかすっきりとした青空が見られない。
久しぶりの青空。
晴天の水元公園。
奥に見えるメタセコイヤの森はもう秋模様です。
先日の台風25号で、多くの樹がダメージを受けました。
太い枝が折れたり、大きな木が途中から折れたり、あるいは根元からひっくり返ったり。
オオタカのポイントでは人だかり。
何かと思えばオシドリ
雄一羽と雌2羽。
暗いところにとまっているのに、
晴天の強い日差しの木漏れ日。
コンデジには最悪の撮影条件。
午後になれば光の加減も良くなるだろうと、もう一度行ってみましたが、、、
今度は居ない。
世の中、都合よくは行きません。
こちらも、強い光の樹冠をチョコマカと動くムシクイ(ピンボケですが)。
時々「ジッ」と言う声から、オオムシクイと思います。
見た目はメボソムシクイ。
かつてはメボソの亜種でコメボソと言われた奴だそうですが、、、
メボソより小さいのにオオムシクイとは?
亜種を別種として独立させたのは構わないけど、前の名前の方が良かったのでは?

写真はまともに撮れなませんでしたが、久しぶりに気持ちの良い一日。
また、焼けました(笑)。

2018年10月16日火曜日

帰って来たツミ2(雄)

近所の公園のツミ。今日は雄が出てきてくれました。
先日の雌と合わせて、
この春にここで繁殖していた個体だと思っています。
(根拠は有りませんが)
春には若鳥の特徴が残っていましたが、
今は胸からお腹まで綺麗な橙色。
(よく見るとお腹に横斑が少し残ってる)
雌もあわせて幼い印象がある個体でしたが、無事に繁殖を済ませました。
夏の間しばらく姿が見えなかったのですが、
立派になって戻って来たと喜んでいます。
周りにはカラスがうるさく付きまとって落ち着かない雰囲気でしたが、人はあまり警戒していなさそう。でも、時々こちらを睨みつけていました。あまり追いかけまわさないようにしないと(反省)。
心配なことが2点。
1)夏の終わりから、今年生まれと思われるハシブトガラスが
  8羽ほど公園に居座っています。
  春の繁殖中はツミが近くのカラスを追い払い、おかげで
  オナガが繁殖していましたが今では
  ハシブトガラスが我が物顔でオナガは居なくなり、ツミは落ち着きません。
2)ツミのつがいがこのまま越冬してくれると嬉しいのですが、エサが持つかなぁ?

【チョットまとめて見ると】
10月10日のこの公園のツミ(雌)
10月15日の水元公園のツミ(若鳥)

つい先日まで、半そでシャツにサンダルで汗をかきながら鳥を見ていました。
ようやく長袖を出したと思ったら、今朝はもう一枚羽織らないといけない気候になりました。体が付いて行かないなぁ~。

2018年10月15日月曜日

今日は水元公園でツミ

なかなかスカッとした秋晴れの日が有りません。
オオタカのポイントで、飛び去る後姿をチラッと見ました。
その後、別の場所で鳴き声が聞こえたので林の中を覗いて見ると、、、
居ました。
今年生まれの若鳥の様です。
写真は鳴いているところ。
ちょうど見やすいところにとまってくれたのですが、逆光でこんな写真しか撮れませんでした。
一声鳴くとすぐに飛び去ってしまいました。
こちらはカッコウの若鳥。
普段、夏の高原で見る時には鳴いてくれるので種の判定に苦労はしませんが、渡りの時のカッコウは初めてでした。
帰りにもう一度オオタカのポイントをもう一度覗いてみると大勢の人。
どうやら、ツミが2羽で飛び回っていたようですが、大勢過ぎて私の入る余地は無くて、あきらめました。
ずいぶん冷えてきましたが、はっきりしない天気が続きそうです。

2018年10月10日水曜日

帰って来たツミ

この春子育てをしていたツミが、帰って来た。
と言っても、同じ個体かどうかはわかりませんが、あの時子育てをしていたお母さんと思います。
春に子育てを始めた時には完全に成長の羽になっていない様子で、繁殖が成功できるかどうか心配していましたが、立派に子育てを成し遂げ、今ではこの通り。
立派な成長雌の羽になりました。
一回り大きくなったように思うのは気のせいか?

2018年10月8日月曜日

久しぶりの葛西臨海公園(ダイシャクシギにホウロクシギ)

本当に久しぶりに荒川経由で葛西臨海公園まで、
まずはセイタカシギのポイント。
繁殖の季節を除いてかなりの数が居る所ですが、昨年はあまり見られずに心配していましたが、今日は居ました。
(と言うか、殆ど来ていなかった)
今日は26羽。
当たり前ですが、やっぱり足が長い(笑)。
で、ホウロクシギ。
モノクロ写真では無いです(笑)。
牡蠣殻がたくさんついた岩場(だと思う)
の中で、この模様は見ずらい。
ちょっと目を離すと見失ってしまう。
似た様な写真ですがもう一枚。
実に久しぶりのホウロクシギ。
前回見たのはいつだったのか思い出せないくらい昔に見たことが有ったと思う。
こちらがダイシャクシギ。
体形はホウロクシギとほぼ同じ。
ホウロクシギは背中の褐色模様がお腹まで続いていますが、こちらはお腹が白いところが違う(分かりにくいか)。
ホウロクシギは牡蠣殻の間に嘴を差し込んでエサを探していましたが、ダイシャクシギは干潟の泥に嘴を差し込んでカニなどを採っていました。
(この時だけの違いかもしれませんが)
ダイシャクシギとホウロクシギの一番わかりやすい違いはここ。
腰と羽の裏が白いのがダイシャクシギ。
ホウロクシギの飛び立つところは撮れませんでしたが、、、
蛇足ですが、コンデジで飛び立つ鳥が撮れたのは奇跡(笑)。
臨海公園の鳥類園ではこれ。
カワセミが目の前に!
でも、後ろ姿。
その後、近くの杭に移動してこの姿勢。
お腹の橙色がくすんでいるので今年生まれの若鳥かな?
しっかりと水面を見据えて獲物を狙っている。
ピンと立てた尻尾は緊張を現している?

この処の行いの悪さのせいか、ワクワクするような鳥見が出来ていませんでしたが、
今日は上出来でした。
おまけ、
10月5日(金)。
台風は関東から大きく外れましたが、時々小雨が降るうっとうしい日。
部屋にこもっていると、窓の外にチラッと動くものが?
キビタキ雌(多分)。
いつものところで、いつもの様に見ればすぐ分かるのでしょうが、
自宅の窓から見る生垣に居ると、、、
ちょっと自信が無い。
でも、今年の秋の渡りの小鳥の唯一の成果かも。
小雨の降る薄暗い中、窓越しに撮った写真は意外にシックに映っていた(笑)。
追伸:この春近くの公園で子育てしていたツミが戻って来たようです。

2018年9月13日木曜日

夏の終わりの水元公園

今年の夏は暑かった。
そして、次々と地震や台風などで多くの犠牲者が出ました。
亡くなられた方のご冥福を祈るとともに、
被災された方へのお見舞いを申し上げます。
「暑さ寒さも彼岸まで」。
彼岸花が咲き始めました。
後ろには蕾がたくさん。
いよいよ秋の到来。
そして、秋の七草の第一走者。
萩。
草冠に秋で、ハギ。
ところが、この一画だけ夏の花の代表の蓮の花が満開。
他の場所では、実も枯れてそろそろ葉も崩れそうになっているのに、ここはなぜ?
昨年くらいに移植されたから?
そしてオニバスの花。
まだ、咲いています。
本家のオニバス池では今年は成長不良で参観中止との事。
こちらでは夏の終わりでもまだ花が咲いています。
こちらに移植して大正解でしたね。
 PS.咲いている花の周りの太ったトゲトゲの塊はつぼみでは無くて
花が終わった後に実ったものです(多分)。
コウホネ。
ここでは春一番最初に花をつける水生植物だと思います。
でも、この時期になってもちらほらと花が有る。
春の水草ではスイレンの花はコウホネに続いて咲き始めます。そして、夏が終わっても、まだ次々と花を咲かせています。
 薄い黄色で頼りなさげな花びらが印象的なアサザ。
オニバス同様に開発により自生できる場所が無くなっているそうです。
夏の初めの花かと思っていましたが、
夏の終わりにも、もう一度花をつけるとの事。

もう一度、夏の花に戻って百日紅。
ここの百日紅(サルスベリ)は私が見てきた中で、一番立派かなぁ。
一番良い盛夏の時には来られませんでしたが、もうそろそろ終わりにも拘わらず、まだこの勢い。
さすが、百日紅。楽々と百日以上咲き続けますね。
さて、本日唯一の鳥の写真

物思いにふけるカワセミ。
(笑)そんな訳無いです。
今朝の水元公園。
ようやく気温も下がって、朝からコオロギの声。
夏鳥が去り、冬鳥はまだ来ないこの時期。
北から南へと通り過ぎる旅鳥が通り過ぎるこの季節。
何が出てくるかわからないワクワクとした期待を込めながら来ていますが、
普段の行いが悪いせいか今季は未だ収穫なしです。