2017年2月28日火曜日

水元公園でトラツグミ、アメリカコガモ

白鳥や雁の北帰行がボチボチ始まっているようです。
都会の公園は冬鳥が居なくなってしまうと寂しくなる。

トラツグミ。
大勢のギャラリーの望遠レンズの先に、

この冬はうわさは聞いていましたが、
今年始めて見ました。
十数年ぶりのご対面に大満足。

直ぐ近くなのに、
藪の下に入り込んで、双眼鏡で姿を見るのが精いっぱい。
ようやく、全身が見えるところに出てくれました。
が、薄暗い藪の中でピントがなかなか合わず、、、と、またコンデジのせいにする(笑)。

トラツグミの前、
いつものコンビニおにぎりをほおばっていると、望遠レンズを向けている人が、、、

居ました。
アメリカコガモ!
こちらも前回見たのがいつなのか思い出せない(笑)。

こちらは普通のコガモ。
特徴的なのは体の白い線。
普通のコガモは翼の下に水平方向に白い線がありますが、アメリカコガモは肩から下の方に白線。
コガモの目の周りの緑色の周りの黄白色の線はアメリカコガモにはない。この分、アメリカコガモの頭の色は暗く見えます。
亜種ですが、このくらいはっきり違うとわかり易い(笑)。

クイナ。
この冬は何度も挑戦してきましたが、ようやく見られました。

荒川でも声は聞こえていましたがなかなか姿が見えなくて、
ここでは葦を刈ってくれるので助かります。

正面から見るとこんな感じ。
小さな鳥ですが、正面から見ると頭の小ささが際立ちます。
トラツグミでは暗い中でピントに苦労しましが、こちらはでは強い日差しの中で、
画像がボケてしまう、、、とまた言い訳(笑)。
朝から出かけてきて午前中はさっぱりでしたが、お昼後に1時間ほどでこの冬の宿題を一気に三つこなしたような気分です。

陸上で草の新芽を食べるオオバン。
最近ますます大胆になってきている。
ここでも全部は写っていませんが、恐らく30羽ほどがいつもの水面から上陸して採食しています。

いつものオオタカは残念ながら声のみ。
カワセミは巣を掘り始めていました。
陽射しは暖かいものの風は冷たい日でした。

2017年2月15日水曜日

葛西臨海公園で、ヘラサギ・クロツラヘラサギ

今日は比較的早く出てきましたが、
荒川経由で葛西臨海公園に来た頃にはそろそろお昼。

いきなり、鳥類園のウォチングセンター裏の松の樹にノスリ。

近い。30mぐらいかな?

でも、写真はトリミングしてます(笑)。

喜んで見ていたら、、、

睨まれた(笑)。

こちらもトリミングしてます、念のため(爆)。

ウォチングセンター横のベンチで
持参した「おにぎらず」をもぐもぐしていると、目の前にジョウビタキ雌。


野鳥園を一回り。

前回居たタシギには会えませんでしたが、足元にルリビタキ。
暗い林床の中でなかなかピントが合いませんが、、、

と、いつもの言い訳(笑)。

本日の本命。

クロツラヘラサギ。

お昼前、潮が引き始めたときに覗きましたが、鳥類園を一回りしてそろそろ干潮。
気になって、もう一度覗いてみると、
大勢の人。

50人超のギャラリーの目線の先に2羽の白い鳥。

こちらはヘラサギ。


ヘラサギとクロツラヘラサギが1羽づつ。

クロツラヘラサギは嘴がヘラサギより黒く、額の近くまで黒い。
ヘラサギは目先は黒いのですが、顔には白い羽。


右がヘラサギで左がクロツラヘラサギ。
顔の色の他、ヘラサギの方が少し大きい。クロツラヘラサギは韓国の一部でしか繁殖していない世界的な希少種です。
近縁種ですが、別種。この2羽が、、、
2羽だけで、、、
一緒に来て、食事をして、お互いに嘴を合わせて、互いの羽繕いをして、、、
ん~、番(つがい)みたいだ。
午後一時ぐらいに来て、ず~っと嘴を水面に入れて左右に振りながら餌を捕る食事。
特徴的な行動ですが、その広がった嘴がなかなか撮れない。ほぼ2時間後にようやく食事が一段落したら、2羽でラブラブの毛繕い。
あれ、別種じゃないのか?

昨日までの北風で都心のスモッグも吹き飛ばされたか?
葛西臨海公園からの富士山。

ビルの上に浮かんでいるようだ。

2017年2月12日日曜日

冬型の気圧配置、北風の中の水元公園

典型的な西高東低の冬型の気圧配置。
関東では晴天が続いています。

良く晴れた日曜日。
水元公園のカワセミの里は大勢の人。
そして、カワセミが大勢のギャラリーの前でポーズ。

快晴の元、梅の花がほころび始めてます。

それにしても、この青空!
一方で、大雪で大変な事になっている所の方には申し訳ない。

ハンノキの花芽がこんなに長くなってきている。

ちょっと前までこの実を目指してマヒワが群がっていましたが、ここの所マヒワを見ない。

マヒワは居ませんが、アトリはまだ居ますが、雌ばかりかなぁ~。

群れのサイズも小さくなってる。
あちこちでチョコチョコと小声は聞こえるのですが、この時は2羽。
(でも、枝越しのこの位置でピントが合ったのは奇跡的(笑))


今日の残念。

タシギ。

今年は葛飾臨海公園で久しぶりに見ましたが、ここで見たのは初めて。
しかし、すぐに葦原の中に入ってしまって、ワンチャンス。
もう少し、楽しみたかった(笑)。


今朝の水元公園。

典型的な冬型の気圧配置、こちらではこんな快晴が続いています。

北風は冷たいけれど、気持ちの良い一日でした。

2017年2月4日土曜日

渡良瀬遊水地でコミミズク

先週に続き、穏やかな日の渡良瀬遊水地。

いきなりですが、コミミズク。
聞いていた通りに3時過ぎに出てきてくれました。

いきなり、睨まれた。

今度は右に首を回して、、、

数十人のギャラリーを睨み付け、

そのギャラリーの目の前を悠然と飛ぶ。


飛ぶ。

ん~~~、コンデジでここまで取れればよいでしょう。

と言う事にしておきましょう(笑)。




そして、目の前にとまる。

止まっている時には左右に頭を振りながら、
獲物を探している。

そして、時々ギャラリーをジロっと睨む。

こちらは別の個体。

夕陽も大分傾いてきたころ、
別の方向に止まっているのを、、、

堤防をテクテク近づいて、

また睨まれた!

少なくとも3羽は居ました。
広い場所ですが大勢のギャラリーがあちこちに陣取り、それぞれに狙っていました。

これだけのコミミズクショーではチュウヒが霞んでしまう。
ん?今日もチュウヒは少なかった。

コミミズクのポイントへ行く前に、屋中村跡の周辺で、ツグミ。

胸を張ったこのポーズ。

いつものコンビニおにぎりを食べている時に青空をバックにシジュウカラ雌。

何の樹だろう。木の芽の間をしきりにつついていました。

そしてモズの雄。久しぶりの写真。

コミミズクを堪能して、先週のリベンジも果たして夕陽の中を帰宅。

しかし、今年の渡良瀬遊水地はチュウヒが少ないような、、、

個人的には先日霞ケ浦でチュウヒを堪能しましたが、ここの少なさはちょっと心配。
先週に続いて、天気が穏やか過ぎるからか?
やっぱりチュウヒは北風が吹く中で寒さに震えながら見るものかな?

2017年2月1日水曜日

穏やかな日に、、、水元公園

寒い日が続いていましたが、少し寒気が緩んだ2月1日。

朝方は曇っていましたが、
ゆっくり出てきたら日が差してきました。

東京はこのところ良い天気が続いています。

いつものオオタカのポイントは今日も姿は無く、
鳥を探して歩いていると、

オオタカの声。どうやら、いつもと違うところに居るようだ。

姿を求めて、ウロウロしているとウソのつぶやくような小声。
アキニレの樹で、実をついばんでいました。
いつもの樹は食べつくしてしまったようで、今日はこちらでお食事。
同じ樹にアトリも居ました。

オオタカは飛んでいる姿を見ましたが、コンデジでは飛んでいるところは難しい。

その後、一直線に逃げるキジバトを追いかけるハイタカを発見。
ハイタカは頑張っていましたが、真剣に逃げるキジバトは逃げ切りました。
やっぱり猛禽は奇襲攻撃が一番!

さて、のんびりと鳥を見てそろそろ帰ろうかと双眼鏡とカメラをかたずけようとした時、
アトリが頭上に。

この樹もアキニレ。20羽ほどで残り少なくなった実を食べていました。