2017年1月31日火曜日

足を延ばして渡良瀬遊水地

1月28日
少々足を延ばして、渡良瀬遊水地までやって来ました。

まずは谷中湖の周辺を散策。

ベニマシコ。

決して珍しい鳥ではありませんが、
なかなか射程距離で写真を撮らせてくれない。

今日は餌を食べながらしばらく付き合ってくれました。
食べているのはおそらく、セイタカアワダチソウ。切り花として持ち込まれたそうですが、今では河原や空き地で大繁殖してひんしゅくを買っています。そして、秋に枯れた後はどうにも見苦しい姿になります。
ところが、この時期になるとベニマシコがこの実を熱心に食べているのを見て、「これはこれで良いかな」と、

オオジュリン。

春先になると、葦が倒れて少なくなり、その葦の上の方に出てきてくれますが、今の時期には下の方にいてなかなか写真が撮れない。

ちょうど良いところに出てきてくれたと思ったら、

やられた!ピントが後ろの葦の茎。

ジョウビタキ雄。

餌を探して、ちょこまかと動き回りなかなか捉えられない。


こちらはジョウビタキの雌。

なんと、堤防沿いの並木に沿って、
雄雌交互に、そして何羽もいました。

皆、堤防の葦の刈られた後で餌さがし。

たくさん居たのですが、暗いところではピントが遅いし、明るいと後で光っている葦の茎にピントが行ってしまい、たまにピントが合ったと思うとあっちを向いてしまう。

小鳥を楽しんだ後は、目的の葦原。

ここは有名なチュウヒの越冬地。

昨年はハイイロチュウヒも楽しめた。

さて、今日は、、、少ない。
しかも、遠い。

日没まで粘りましたが、ほとんど成果は無く、、

ふと気が付くと遠くに大勢の人。日が暮れて三々五々帰り始めている。
今年のポイントはあそこだったのか!
リベンジを誓って引き上げてきました。

2017年1月26日木曜日

荒川からスカイツリーと富士山、そして葛西臨海公園へ

ようやく冬型の気圧配置が緩んだ日。

荒川の土手の上から、
スカイツリー。

右下のビルの上にチョットだけ顔を出している富士山。
見えますか?

冬のこの時期にはここからも都心越しに富士山が見えます。

昨日までのはっきりとした冬の日の方がはっきり見えるのでしょうが、北風が強すぎて河原にママチャリで来るのは辛い。

と言うわけで、今日が年明け初めての荒川です。

いつものセイタカシギ。

今日は大潮、そして今は干潮。
川沿いに広がった干潟のあちこちに散ってお食事中なので、目の前には数羽が居るだけ。

荒川沿いに葛西臨海公園まで来ましたが、
途中の荒川では特に、、、

昨年暮れにはハヤブサ・ミサゴ・チョウゲンボウが飛び回っていたのに、、、

そして、葛西臨海公園も静かなもの。

こちらはアオアシシギ。

おっと、目の前にシロハラ。

暗い林床なので、ピントがなかなか合わない中、何とかパチっ!

この他にアオジも人を無視して、足元まで近づいて来ましたが、、、
暗い中をチョコマカと動き回り、写真はすべてピンボケ。
可愛かったんですがネ。

ここでは海水の入り込む人口の湿地にいくつも観察舎が作られています。

あまりにも静かなので、あまり期待せずに、でも、几帳面に全部覗いていましたが、、、

タシギ。

いつも先に気づかれて、足元から飛び出されてしまいますが、ここでは大丈夫。

初めて写真に撮れました。


そろそろ帰途へ、

傾きかけた日が差している枝先で、ムクドリが良い面構えで止まっていたので思わず一枚。

ん?
日が傾きかけた?

おっと、もう3時過ぎ。冬至が過ぎて多少日が長くなったとはいえ、まだ寒中。

ここから自宅までママチャリ二号で帰るのには時間がかかる。陽が落ちる前に帰ることが出来るか?


2017年1月17日火曜日

ゆっくりと出かけて、谷津干潟・三番瀬

寒波が通り過ぎるのを待って、やって来ました。

いきなり、スズメが足元に?
いや、アトリでした。

すごく良い天気。
ですが、林床は暗い。

って、ピンボケの言い訳(笑)。

この時期にここに来たのは初めてだったかな?

都内(特に不忍池)では以前、沢山いたオナガガモが最近数を減らしていますが、ここではいっぱい。恐らく千単位。

こちらは雄。

名前の由来となった、ピンと伸びた尾羽が目立ちますが、背中の飾り羽もなかなかきれいです。
そして、黒褐色の頭の後頭部に首から伸びる白い線が目立ちます。

こちらは雌。

雄は後首の白を目立たせるように首を伸ばしていますが、雌は首を縮めて、

最近、増加が著しいオオバン。

後ろからの風で、背中の羽が逆立っていますが、こちらを振り返りながらのこの目つき。

赤目のガン飛ばし(笑)。

丸まって寝ていたのはカンムリカイツブリ。

目の前にいるのですが、、、

時々薄目を開けて、こちらを警戒中です。

谷津干潟の周りの散策路にはメジロ。

いつみても可愛い鳥です。

谷津干潟を一回りして、三番瀬へ。

今日はシロチドリが多い。

シロチドリは正面に限る(笑)。

カメラを向けていると近づいて来るので、、、

潮の引いた浜辺をチョコマカと走り回りながら餌を探しています。

ハマシギ。

今日の三番瀬では一番多かった。

ここはダイゼンの多い場所なんですが、今日は一羽も見当たらず、どうしたんだろう?

まだ、季節ではないのかな?

昨年の春、群れで見たミヤコドリも影もなく、

堤防の向こうにはスズガモの群れ。

広がっていて、とても一枚の写真には収まり切れませんが、これはごく一部。

全部ではおそらく数百羽。

スズガモの群れは岸から離れた場所で、寝ていましたが、一部が岸近くで、羽繕い中。

手前の嘴の根元の白が目立つのが雌です。

冬至は過ぎましたが、まだまだ寒くなるこの時期。
午後3時を過ぎると太陽が傾き、寒さがきつくなる。ちょっと、暖かかった日の鳥見でした。

2017年1月12日木曜日

雁を見に霞ケ浦で、、、チュウヒ三昧

1月12日、
週末に向けて寒気の到来が予報されています。
寒くなる前の霞ケ浦。

雁を見ようとやって来ました。

晴天の霞ケ浦。

いきなりですが、チュウヒ。
日本の葦原で越冬するタカの仲間です。

草原のタカのチュウヒは個体差が非常に大きな種です。



霞ケ浦の葦原には多くのチュウヒ。

多い時には一度に5羽が飛んでいました。

沢山いるんですが、写真が撮れるかどうかは別。
コンデジでは動いているものにピントを合わせるのは難しい。
何とか見られるものは20回に1回ぐらい(笑)。

こちらは後姿ですが、青灰色。

恐らく雄。

と思う。

こちらはもっと灰色。

下側はここまで白い。

ん?灰色。


こんなのは初めてなのでうれしくなって、
もう一枚。

風切り羽の先の黒さが印象的です。


チュウヒだけでは無くてミサゴも多い。

多くても写真が撮れるとは限らない(笑)。

前後しますが、こちらは雁のポイント。

のんびり出かけてきたら、雁は朝8時半に飛び立ってしまって、戻ってくるのは陽が落ちてからとの事。

明日の朝になるかもしれないが、、、とも言われてしまいました。

まぁ、しょうがない。
チュウヒのポイントで一日過ごそうと、その時に目の前にいたのはチョウゲンボウ。

チュウヒを楽しんだ後、午後4時に戻って来ました。

そして、5時近くになると陽が沈む。

夕焼け。

広い関東の夕焼けは地平線がいつまでも明るい。
山国育ちの私には経験のない光景。

まだ、雁は帰ってこない。


そして月が昇る。

今日は満月らしい。
良い月だ。

でも、雁は帰ってこない。

暖かい日とは言え、さすがに寒さが身に染みる。

もう、月明かりと街の明かりだけ、、、

諦めかけたときに闇の中から声が、、、

帰って来た!

かすかに光の残った夜空の中にシルエット。

5~60羽ぐらいか。

オオヒシクイ。
雁の標準和名ヒシクイの亜種です。

ことしは131羽が記録されているそうで、今帰って来たのは半分ほどかな?
でも、今日はもう寒さで限界。真っ暗になった道を帰りました。

2017年1月10日火曜日

今年の初水元公園

年末年始としばらく出かけていたので、久しぶりの水元公園

いつものオオタカのポイントは
今日もノスリ。

ここ半年ほどノスリばかり。

で、いつもの通り、とおい。

いつものカワセミ。

いつもの場所にも居ましたが、
今日はちょっと違った場所で、

でも、藪の中。
こうした場所では前か後ろの枝にピントが合ってしまうんですが、偶然(笑)にちゃんとピントが合った。

くちばしが広がったハシビロガモ。

毎度のことながら、こいつの目つきは、、、



こちらはハシビロガモの♀。

雌の目つきも、、、

アトリのポイントで、カラスが騒iでいたので見上げると、ぉ!久しぶりにオオタカ、若鳥か?

ありゃ、ハヤブサの若鳥。ここでハヤブサを見たのは初めてでした。

今年初めての水元公園で、満を持してやってきました。とても良い天気で、真冬の日焼け(笑)。

鳥は、、、なかなか期待通りには行かないものです。