2013年9月30日月曜日

そして、今日は荒川へ

さて、昨日は水元公園。
秋の小鳥は空振り。それならばと、今日は荒川。

まずはいつものセイタカシギのポイントへ、

朝飯用のコンビニおにぎりを開く前からセイタカシギ。

期待通りに表れてくれるのはうれしいんですが、この渡りの時期には他のシギもたくさん居るのでは、、、

結局、セイタカシギのほかにはいつものコサギ・ダイサギ・アオサギ・イソシギ・カワウ、そして、季
節外れのユリカモメ。

しばらく河川敷をウロウロするも、期待した秋の小鳥はなし、

今日も鳥はあきらめて、旧中川へ。

荒川は大正時代に作られた人工の川。荒川を掘削した時にそれまで有った中川が分断された、その名残の旧中川。

ここは荒川から旧中川への入り口。向こうに見える首都高の下には旧中川の上流部分が見えています。

その内側に回り込むと、、、

意外に静かな流れ。

荒川からの流れをコントロールして、穏やかな水辺が散歩道になっています。



水面と散歩道が近い。

なかなか良い感じ。

これも、水量をコントロールしているからできることなんでしょう。

この水辺の歩道をいつものようにママチャリ2号でブラブラ行きます。

穏やかな川面とすぐそばに生える桜の樹。生活の中に、当たり前のように見えているスカイツリー。




内水面と言っても海のすぐ近く。

デカい魚が見えると思ったらボラ。
意外にたくさん居る。

植えられた葦の茂みにもボラの稚魚の群れ。



旧中川を半分くらい来たところ。
左側は江東区。
ここから下流には特に沢山のマンションが建っています。
右側の江戸川区も負けてはいないか、

青空の中のスカイツリーの足元に見えているのは総武線。

実に穏やかな秋の日です。



そんな穏やかな旧中川をブラブラしてきたその先には、、、

巨大な建造物。
一度、荒川から離れた旧中川がもう一度荒川に合流するところ。

荒川と水位が違う旧中川を行き来する船の為の閘門です。


今まで、のんきにママチャリで散歩してきた旧中川は東京湾の平均海面より2m以上低いと、、、

そうか、近代的なマンションが立ち並ぶ場所も結構大変だ。

ここでボーっとしていたら、船がやって来てロックゲートの開閉を見ることが出来ました。
ネコの下にずらずらと置いてありますので、興味のある方はどうぞ。

さて、ロックゲートを後にして、その近くの小松川公園へ、

こういう川沿いの公園には渡りの小鳥が立ち寄るはず。
公園にはそれを狙うような長いレンズを持った人も、、、
残念ながら、私はここでも運がなく。
荒川に戻っての帰り道。

河畔林に入り込んで、座り込んで待っていたら、ようやく南にわたる途中のエゾムシクイをちらりと見ることが出来ました。

よっこらショット、立ち上がったところで視線を感じて振り返ると野良猫。なかなかの面構え。

昨日、今日と秋の小鳥を追いかけてみましたが、ほとんど空振り。まぁ、しょうがないか。

この後はロックゲート(閘門)の開閉。お時間があればどうぞ。












2013年9月29日日曜日

秋の水元公園

2013年9月28日
先週はタカの渡りを見てきましたが、この時期小鳥も渡っている。
淀川なら、ヒタキ類など河畔林をウロウロしている頃。
さて、水元公園はどうかな?とやって来ました。
似たようなことを考える人は多いようで、小鳥のポイントには大きなレンズを
担いだ人が沢山やって来ていました。
皆さんはどうだったか分かりませんが、私は空振り。

目だったのは熱心に穴を掘るコゲラの♀。

まだ巣作りの季節には半年以上早いのに、、、



さて、めぼしい収穫もなくボチボチとママチャリ2号を転がしていると、、、
秋になって元気のなくなったハスのいっぱいの水路の向こうからか聞きなれない声。
対岸の三郷の岸辺の林の中か?
双眼鏡で見ても見つからない。

あきらめて、双眼鏡を下すと何か鳥の陰?

あらら、カイツブリのヒナ。しかも小さい。
右側の小さい方はスズメより小さいんじゃないかなぁ~。

聞きなれない声の正体はこのカイツブリのヒナでした。



ヒナが鳴いていると、ハスの葉の陰から親鳥。
餌を捕って与えています。


でも、これから秋に入ろうかというこんな時期に子育てとは、、、




さて、今日は鳥はあきらめた。


お彼岸が過ぎて、ヒガンバナもそろそろ終わりの頃。

ヒガンバナ。別名マンジュシャゲ。

そしてこちらはシロバナマンジュシャゲ。

赤いのが当たり前のヒガンバナの中に時々白いのがあります。


きれいに晴れ上がった秋の日。

夏の名残のツクツクホウシの声が夏の終わりを告げているような、、、

青空に秋の雲。

青空をバックにしたポプラ並木が良い感じです。

でも、日差しは強い。またまた、日焼けです。
こんな時期に(・・;

2013年9月21日土曜日

【番外編】白樺峠

鳥の渡りのシーズンになりました。岬の先端から飛び立つワシタカを見るのは
あちこちに有名なところがありますが、山の中では有名なところはあまりありません。
20年ほど前から知られるようになった、乗鞍岳の山麓にある白樺峠。
田舎から近いのでぜひ一度行ってみたいと思っていましたが、なかなか機会がなくて
ようやく今回行ってきました。


いきなりですが、ハチクマ。

ここの良いところは、元々標高の高い場所
(1700m位)なので、タカが近い(こともある)。

時には目の下を通過することも、、、

でも、近いと、早い。

コンデジではやはりつらい(・・。

これでもピントが良い方です(・・;


そして、サシバ。

こちらは高く舞い上がってから、南の方へ移動していくことが多かった。

ゆっくりと移動するので、じっくりと狙えるが、、、

遠い!高過ぎる(・・


午後3時前後には、北の方の尾根から次から次へとサシバが舞い上がり、10羽前後の群れになって、移動していきました。

先週末の台風が過ぎた直後には1日に2500羽も渡って行ったそうです。

今日はそれほどでもなかったのですが、
久しぶり、ほんとに久しぶりにタカの渡りを見て、
それなりに満足(^^v

タカが居ないときには、こんな写真を撮って遊んでいました。

アサギマダラ。

このチョウも渡りをするので有名です。

もう終わりのマツムシソウの蜜で渡りのエネルギーを補給中かな?


こちらはアキアカネ。

もうそろそろ、低地に移動しないといけないはずなのに、まだ、結構いました。


こちらは同じくアキアカネの♀。

上の♂が飛び出した後にすぐ来て同じようなポーズをとってくれました(^^。


西側には乗鞍岳。

北アルプスの東側に沿って南下してきたタカはこの場所から
西の高山側に進むのか?あるいは木曽谷に沿って南下するのか?

この場所は有名になり、地元もそれなりに気を使って駐車場など
準備してしてくれてますが、大勢が来ています。
関東から関西から、、、駐車場も溢れてました。